「受験勉強」は「皿回し」にたとえることができます。「受験の当日にどんな問題が出ても完璧に解答できる」という状態を「指定された時点で100枚の皿が同時に回っている」ことだとしましょう。しかし,当然のことながら,入試で合格するためにはそんなところまでは必要ないわけです。 受験の当日に70枚の皿が回っていれば合格するものとしましょう。 そうだとすれば,受験勉強の期間中に頑張って一時的に70枚以上の皿が回している時があったとしても,当日に50枚の皿しか回っていないならば結果は不合格なのです。 人間はコンピュータではありませんから,一度インプットした情報も,必ず忘れます。 回っている皿が少ないうちは,全ての皿に目を配り,落ちそうになっている皿の面倒もこまめに見ることができるでしょう。 しかし,回っている皿が50枚,60枚…と増えるにつれて,全ての皿に目を配ることは困難になってきます。我流舎では,そのような問題を解決すべく,一度覚えた[解けるようになった]事項をどうすれば忘れずにいられるかを考え,そのための手段を講じています。